HSPの子育てママの皆さん、今日もお疲れ様です!
管理人のシアです。私も強度のHSP特性を持っています。
子供の泣き声や喧嘩の怒鳴り声って、本当に疲れますよね…。
シア家でも兄弟げんかは日々勃発…
その度に、
- 耳がいたい
- だんだんイライラしてくる
- 悲しみや怒りなど子供の感情が伝染してくる
こんな状態になりがちに。
特に「忙しい朝や夕食作りの時間帯」に泣かれると、余計にイライラしてカッとなったり、異常に疲労がたまりますよね。
そんな時に有効だった方法をご紹介していきます。
本当の理由をいつも探ること
子供が泣きわめいたり、喧嘩が止まらなくて大きな声を出したりしてしまうのには、高確率である感情が関係しています。
子供が泣きわめく、喧嘩が止まらない根本理由は?
お母さんに関わってほしい感情です。
年齢が低いほど、お母さんに関わってほしい感情が強いです。ちょっと寂しくなって、ママの気を引こうと泣いたり、自分でできることなのに、かまってほしくて泣いたり。
お母さんに甘えたいんですね…。
兄弟喧嘩が止まらない時も似たようなもので、わざとやったわけではなくても、相手が不快な思いをしてしまった。素直に落ち着いて謝れたなら、すぐに仲直りできたはず。
これも、兄弟(姉妹)という関係性の中で「甘え」の感情が出すぎることで、素直に謝れなかったり、誤ってくれているのに素直に許せなかったりするんですよね…。
要は、みんなもう少し自分に優しくしてほしい、自分にかまってほしい。こういう感情が根底にあるのだと感じます。
管理人の失敗談
そんな時、HSP母のシアは、子供の悲しみや怒り感情が伝染して、「しんどい・イライラ」の状態が高ぶってしまう。
⇒すぐに泣き止ませたい、喧嘩を止めさせたいと思いすぎる。
⇒自分の感情のコントロールが不安定になって、逆に怒り口調で話したり、無理に喧嘩を止めさせようとしてしまう…。
こんな状態になりませんか?
子供の泣き声や喧嘩の怒った声が辛い時こそやりたいこと。
自分がしんどいな、と感じる時こそ、実践してほしい事。それは、
ゆっくり子供の思いに耳を傾けてみよう!
これだけです。
私は元教諭ながら、自分の子育ての中で、何度もこれができずに失敗してきました。そして、状況は悪化して、子供はもっとなく、もっと喧嘩が長引く羽目に。。。
でも、分かったのです。
「泣き声や喧嘩の声・空気感がしんどさ」から『自分を守ろ』うとするほど、子供の気持ちと遠ざかっていたと。
だから、しんどい時ほど、”3分だけ”と自分の時間に目安となる「区切り」を付けて、子供と丁寧に向き合ってみるのです。
時間を区切るのがミソですよ!
(※ 魔の2歳児のお子さんの場合、泣きやまないこともあります。)
でも、「そこでお母さんが自分のためだけに関わってくれた」ということは、子供の欲求を満たすことにつながります。
■空腹で泣いている場合
「○○ちゃん、お腹が空いてペコペコだね」とまず、子供の感情に共感しつつ、お腹をよしよしとスキンシップ。
「お母さんも早くおいし~ご飯食べたい!超特急でご飯つくろうかな!新幹線に負けないくらい早くつくろうかな♪」など、子供の興味が「ご飯」や自分の好きなもの(この例では新幹線)に移る声掛けを取り入れてみる。
■喧嘩が止まらない場合
”3分だけ”と自分の時間に区切りをつけて、どうして喧嘩になったのか、双方の意見を聞いて、それぞれの感情を受け止める。
そして、なるべく当人らに解決策を気づかせるよう、「どうしたらよかったのか」を考えさせつつ、その場を離れる。
※子供の喧嘩の場合、親の意見で「○○くんが、こう言ったから喧嘩になったんでしょ!謝りなさい」という言い方をするのはある意味簡単です。でも、子供は納得がいかず、必ず喧嘩が長引きます。
子供は自分の思いが一旦受け止めてもらえると、安心して、冷静になって行動できます。(年齢が小さい程時間はかかりますが)
まずは、泣きわめくお子さんに対しても、喧嘩をしている兄弟たちに対しても、それぞれの気持ちを母として聞いてあげる。
次にすることは、課題を返すこと!
その後の課題は本人らで解決できるよう、課題を返すことです。
HSPはどうしても困っている人や子供の感情にのめり込んで聞き入ってしまい、自分が疲れるパターンになりがち。
でも、それはHSP自身が「相手が解決すべき問題に首を突っ込み過ぎている」可能性が高いのです。こういう状況を「境界線を越える」と心理学では言いますが、まさに境界線を越えると、自分も疲弊します。
たとえ子供であっても自分の課題は自分で解決させる癖を
子供の課題は、親の課題のように感じてしまう真面目なHSPさんの場合、子供に課題を返すことが難しいかもしれません。
しかし、いつまでもお母さんが全部考えて、全部対策をして与えるなんてできませんから・・
「どうすればよかったのか」「今の状況を改善するには何が必要か」を考えさせるのです。
場を切り分けるのも1つの手
私は喧嘩が止まらないと判断したら、下の子を上の子と少し離れられるように場を設定します。
互いに冷静になって、気持ちを一旦リセットできるようにするためです。
冷却時間をもつことで、自分なりにいら立ったこと、自分の行動で良くなかったことをそれぞれ考えられますからね。
冷静になって振り返ることが、課題解決の第一歩につながります。
同じ家の中でも、違う部屋でしばらく時間を過ごすと、だんだん子供自身も落ち着きを取り戻し、また同じ部屋に戻った時に、勝手に仲直りして仲良く遊び始められるというわけです。
HSPママの子育てで子供の泣き声や喧嘩の声が辛い時の対策 まとめ
結局は、HSPママが疲れないためには、
- 子供の思いをその場その場でちょっとの時間でいいから受け止めること!
- 冷静になれる場を作ること
- それぞれの課題は自分で解決できるように返すこと(境界線を引く)
これが子供にとっても、ママ自身にとっても、最も楽で皆が安心できる対策なのです。
敏感なHSPはちょっとした声にもひどく疲れ果ててしまいますが、それだけ子供の変化をキャッチできるわけです。
その力をうまく活用して、しんどくない子育てをしていきたいですね。
子供の泣き声や喧嘩の怒鳴り声って、本当に疲れますよね…。