こんにちは、HSPママの シア です。
ここでは考えすぎて行動できない、先延ばししてしまう悩みの解決方法について、体験からお伝えします。
このページを読むと、行動までの時間を短くする方法が分かります。
なかなか動き出せないHSPママの日常的な悩みが軽くなります。
「やらなきゃいけない」のに動き出せない!
疲れやすいし、今日はしんどい…
あれもこれも進めなきゃー
でもなんだか面倒だな…
そんな時はずばり、
「ちょっとだけでOK」
とハードルを下げると、サクッと行動に移せるんですよね。不思議と。
達成までのイメージを変えていきましょう!
特に完璧主義傾向の方は、常に「高いハードル」をイメージしていませんか?
例えば、お風呂掃除。
- 床や壁面の汚れが気になるよな…
- お風呂のフタもピカピカにしたい。
- スキマにはカビがあるだろうな…
こう思うと、床も壁面も隙間も完璧にきれいにしなきゃ!と全てを「一気に進めるイメージ」が頭に浮かびませんか?それをそのまま実行に移そうとすると、
という感情が沸いてきますよね。
お風呂の掃除一つをとっても、その行動をよく見てみると、それぞれの場所に必要な掃除法で進める必要があるんですよね。
壁面→ブラシよりもスポンジの方が、「面」で掃除ができるので楽
床やスキマ掃除→角部分は細いブラシの方が掃除しやすい
広い範囲→ブラシ面が大きい床用ブラシがいい
使用する洗剤も、床や壁面に使う洗剤と、カビ取りに使う洗剤って変わりますしね。
一口に「風呂掃除」と言っても、汚れている場所や汚れ具合によって行動が変わるため、様々な作業が混在しているんですよね。
それを「一気に進めて完璧にきれいな状態にしたい!」と思うと、
- しんどい
- やる気がわかない
- 面倒だ
と先延ばしにしたくなるわけです。
まずは「やってみること」を大切にしよう!
単なるお風呂の掃除でも、「まずはやってみる」ということを大切にしましょう。
というのは、人間「最初の一歩」は面倒で踏み出すまでに時間がかかっても、やり始めると「もっと綺麗にしたい!」と意欲が湧いてくるからです。
その際に重要なのが「ちょっとだけやろう」という考え方。
先ほどのお風呂掃除の例今日はカビ取りだけをしよう。他の部分は別の日でOK!
という形で、「お風呂掃除としてやりたいコト」を分解して、「今からやること」を1つだけ選び出し、行動のハードルを下げてあげるのです。
カビ取りだけだと、行動量もこれだけ↓で済みます(汚れ具合によりますが)
①スキマにカビ取り剤をスプレーする
②数分放置(※各カビ取り剤の使用法に従ってください)
③水で洗い流す
たいていは、これだけでピカピカになります。
3ステップあっても、自分がやることは①と③だけなので、実質3分くらいで完了できます。
①も③も基本は「かけるだけ」なので、体もしんどくないですよね!
実質3分だと時間もかからないため、体も心も負担が軽いので「行動に移しやすい」わけです。
体と心の負担が軽いって、HSPママにとっては重要な要素ですね!!
つまり、繊細さんが行動できないで「先延ばし」にしてしまうわけは、
- 「目標を大きく設定しすぎ」
- 「達成すべきと自分を追い込みすぎ」
が原因だったのです。
シア もこのトラップに気づいてから、「ちょっとだけ」を口癖にして「まずはやってみること」を意識しています。
これにより、今まで片付かなかった部分がきれいになった汚れのないスッキリした空間を維持できるようになり、心地よく生活できるようにってきました。
あれもこれも、と自分で追い込み始めたら、「ちょっとだけ」を口癖にまずはやってみてくださいね。
怖くて一歩を踏み出せない時のコツ
敏感で繊細なHSPママの場合、↓は特に踏み出すのに時間がかかるかもしれません。
- 自分に経験がないこと
- リスクがありそうなこと
- イメージできないこと
全く知らないママさんたちの中に入っていき、子供を遊ばせるのは怖いですよね。
繊細ママさんは特に、周りの空気感に敏感なので、公園にいるママさんたちにどう思われるか?子供が迷惑をかけたらどうしよう…などと考えすぎて、「公園に連れて行きたいけどなかなか行けない…」という状態になっていませんか?
これ、私も経験があるので気持ちはよく分かります。
怖いと感じる事を行動に移す秘訣は?
「怖いな」と思うことも、先ほどの掃除の事例と同じように、やることを分解して考えるとよいのです。
公園デビューの例の場合、
- 公園で子供を遊ばせる時に必要なこと
- 知らないママさんたちの中に入っていくこと
の2つの大きなタスクがありますよね。
これを一気にやろうとすると心理的にも負担が大きくなるので、分解して1つずつ実践していきます。
- 公園で子供を遊ばせる
- 知らないママさんたちの中に入っていく
簡単なのは公園で子供を遊ばせることです。
子供に公園で遊ぶときの注意点や遊び方を伝える事に集中します。
周りに遊んでいる人やママさんたちが集まっているのが気になる時は、早朝か夕方(夕食時)の時間を狙うと人が少ないですよ。(公園にもよりますが)
つまり、一般的な人たちと生活リズムをずらすことで、混雑を避けて公共の場を快適に利用できます。
(大幅にずらすと、子供の発育に影響するので、30分~1時間くらいずらしてみるとよいですよ。)
一般的なママ→朝は10時~12時に公園に集まる。昼は1時~5時に公園に集まる。
HSPママ→朝は8~9時から公園に行く。午後は5~7時に公園に行く(季節によって要調節)
HSPママが恐怖で一杯だと、公園に行っても母親自身が「早く家に帰りたい・・・」という気持ちになります。子供を公園で存分に遊ばせるとい目的が果たせません。
しかし、人が少ない(誰もいない公園)の場合だと、周りの様子に反応することなく、子供と公園で存分に遊べます。子供も楽しいし、ママも気楽ですよね。
自分が楽に動けるように、時間も環境も工夫することが大事!
子供が遊具に慣れたら、知らないママ達がいる時間に行くチャレンジに進みます。
知らないママが居たとしても、そこに入っていく必要もありませんしね。
挨拶だけを最初にしておけば、後は近くで遊ばせていてOKです。
頑張り屋なHSPママは、こういう時に「頑張って輪に入らなきゃ!子供のために!」と背負い込みすぎてしまうと思いますが…。無理する必要はありませんよ^^
焦らなくても大丈夫!
子供は、同年代の子と関わりたい感情をもっています。
知らない間に一緒に遊び始めたり、軽く関わったりします。
そんな光景を見ていると、相手の方から声をかけて下さることもありますし、自分もバリアを弱めて声をかけやすくなります。
知らないママたちがいる日
声をかける所まではいかなくてもいいですよね♪
相手も自分も一人の場合は、声をかけやすいので、チャレンジはそういう日を選んでOK。
「無理して」行動に移すよりも、自分が行動に移しやすい状況を選ぶことの方が大事ではないでしょうか?(もしかしたら、相手のママさんも自分と同じように繊細なタイプかも知れませんしね。)
にこやかにしていると、相手の方もガードを外して近寄ってきやすいですよ。同じ地域で子供を育てていく方なので、仲良くなることに損はありません^^
行動を起こすのが怖い!と感じる時やしんどい時は無理をしなくてよいのです。
「ゆっくりでいいんだよ」と子供に声を掛けるように、自分にも声掛けしてあげてください。
心がほぐれて、一歩を踏み出しやすくなります。
- 失敗してもいいんだよ。
- うまくいかなくてもいつからでもやり直せるよ。
- 最初からうまくできなくてもいいんだよ。
→このブログを始める時に、自分に何度もかけた言葉です。
まとめ
「ちょっとだけやろう」を合言葉にして、小さな一歩をまずは踏み出してみましょう。HSPママは、理想を高くもって一気に進めて行こうとする方も多いでしょう。
一気に進めようとすると、行動へのハードルが上がりやすく、気持ちがしんどくなったり、先延ばしにしてしまいますからね。やろうとしていることを細かく分解して、小さな一歩を踏み出せるように、「達成までのイメージ」を変えていきたいですね!
実際に行動を起こして気づいたのは、「悩んでるだけの状態が一番苦しい」ってこと。
うまくいかないかもしれないけれど、まずはやってみる。
そうすると、悩んでいる時とは全然違う世界が見えてくるんです。
悩んでいた事は大した問題ではなく、すんなり進めたり、別の部分で壁にぶつかったり。
踏み出したからこそ見える世界ってあるんですよね!悩んでいる時間があるなら、さっさと踏み出した方が「次の問題点」が明確になって進みやすくなりますね。
面倒だな
体がしんどいし、後回しにしたいな
全部できるかな