一生懸命働いているにもかかわらず、「私はなぜこんなに仕事ができないのだろう…」と苦しくなる場面、ありませんか?
私も職場で色々な苦しさ、辛さを感じて来たHSS型HSP主婦の一人です。
ここでは、HSS型HSPさんが仕事ができないと感じる理由やそう感じやすい業務(仕事)、そしてその対策についてお伝えしています。
頑張ってるのに、職場でうまくいかないのはなぜ?
以下のような瞬間に、HSS型HSPのあなたは周りの人の様に仕事ができず「自分はダメなんだ」と感じていませんか?
事務業務での例を5つ見ていきましょう。
🔹1.「入力ミスが何度も起きる」
場面:データ入力や伝票処理のとき
→ 周囲は淡々とこなしているのに、HSS型HSPの自分だけ「桁を見間違える」「入力欄を飛ばす」などのミスが続く。
→ 焦りと劣等感が入り混じり、「私って向いてない…」と自己否定のループに陥りますよね‥。
🔹2.「確認作業で頭がフリーズする」
場面:書類のチェック作業、誤字脱字の確認
→ 本来なら集中して見れば済む作業でも、HSS型HSPは情報過多・刺激過敏で脳がパンパンに。
→ “見てるのに見えてない”状態になり、見落としミスが多発。
→ 上司に指摘され、「またやってしまった…私は向いてない‥」と心が折れる。
🔹3.「電話応対でパニックになる」
場面:電話の取次ぎ、クレーム対応
→ 相手の依頼を早く解決しようと必死になりすぎて、逆に取りこぼしや言い間違いが発生。
→ 他の人が正確に落ち着いて受け答えしているのを見て、「私は電話対応能力が低い」と思い込んでしまう。
🔹4.「一度に複数の指示がくると処理しきれない」
場面:複数の案件や急な依頼が重なるタイミング
→ HSS型HSPは一気に情報が頭に入ってきて処理しきれず、混乱→ミス発生。
→ 「みんな普通にやってるのに、なんで私だけできないの…?」と、周囲との比較から生まれる自己嫌悪。
🔹5.「同僚の視線が気になり、ミスを恐れて動けなくなる」
場面:目立つ席での業務や、新しいタスクに挑戦するとき
→ 見られていることに過敏に反応し、普段できることすらミスしてしまう。
→ 「あの人、またやってる…と思われてるかも」と勝手に思い込み、自尊心がガクッと下がる。
本来は、素晴らしい面を持っているHSS型HSPさんですが、事務仕事では本領を発揮する前に、苦しくなってしまうケースがありますよね。これは実際に私もかなり感じていました。
HSS型HSPができない…と感じる業務例
HSS型HSPさんが「できない…」「しんどい…」と感じやすい業務には、刺激が強すぎる or 退屈すぎるという両極の原因が潜んでいるようです。
以下に、HSS型HSPができない・つまずきやすい業務例を「感じやすさの多い順」に10個まとめてみました。
- 単純作業の繰り返し(データ入力、仕分け、清掃など)
→ HSS型HSP的に欲しい刺激がなさすぎて苦痛。また、脳がすぐ飽きて「これ、意味ある?」と思いがち。 - 電話対応(特にクレームや初対面相手)
→ 相手の声色や機嫌を読みすぎて疲れる。「何か失礼言ってないか…?」と後からグルグル考える。 - 上司や他人に逐一確認が必要な業務
→ 自分のペースで動けずストレス。上司の顔色をうかがって動けなくなることも。 - マルチタスク(同時に複数作業をさばく)
→ 頭の中が散らかりがちで混乱。「何から手をつけていいかわからない」と思考停止。 - 他人の進捗待ちが発生するチーム作業
→ 相手の遅れや対応にヤキモキ。自分だけ焦って疲れるパターン。 - 曖昧な指示や「察して」系のコミュニケーション業務
→ 「どう動けばいいの?」と混乱し、気を遣いすぎて疲れ切る。
ルールがあるのに、枠組みや業務分担が曖昧で動きづらい職場は正直、苦痛でしかない‥。 - 長時間同じ場所で拘束される(会議、窓口業務など)
→ 刺激不足+身体的な拘束感で、集中力もやる気も低下。
つまらなさ過ぎる業務は「仕事ができない」というより向いていないと感じますよね。 - 人と密に関わる接客・介護・保育業務
→ 感情を拾いすぎて、心が持たない。やりがいはあるのに、終わるとぐったり。
1日仕事を終えたらもう立ち上がれないレベルで疲労してしまい、我が子の育児のパワーが残っていませんでした…。 - 完璧を求められる経理・事務・校正などの細かい確認作業
→ 「間違えてはいけない」がプレッシャーに。緊張しすぎて逆にミス。
これは非常にしんどいケースです。 - ノルマ・数字・売上重視の営業系業務
→ 結果を出さなきゃと焦り、人に踏み込みすぎて空回りしやすい。プレッシャーで爆発寸前。
実際にメンタルバランスを崩してしまいました。
HSS型HSPさんって、真面目で高い理想を描いてしまうので、「まだ全然できていない」と感じて自分を責めてしまうコトが多いと思います。でも、
「できない」=能力がない、ではなくて
「脳の配線的に、続けにくい・耐えにくい・燃え尽きやすい」特徴もあるようです。
じゃあ、どうすればいいの?
HSS型HSPは仕事ができない!と感じた時の対策(事務仕事の例)
🔹1.「入力ミスを何度も繰り返さないために」
▶ 対策:テンポを落として“1作業-1声出し確認”
→ 「ここは日付」「次は金額」と心の中で実況中継しながら進めると、集中しやすくミス軽減。
→ 他人のスピードは気にしない、“正確”に仕上げることに集中しよう!
実際、多くの職場では”スピードよりも正確さ”を重視する会社(求人)が非常に多いです。
正確に仕事をする人には信頼が集まってくるので、早くなくても正確な業務の遂行を意識していこう!
🔹2.「確認作業で頭がフリーズしないために」
▶ 対策:15分ごとに区切る・目視+指差し確認
→ 長時間ぶっ通しでやらず、“タイマー(時間)で区切る”習慣を。
→ HSPは集中しすぎると逆に注意力が落ちるので、「確認は短時間勝負」で!
★おススメなのは、同僚の力を借りることです。第三者の目で確認してもらうと、自分では気づけなかったミスを大事になる前に修正することができましたよ!
🔹3.「電話応対でパニックにならないコツ」
▶ 対策:テンプレートを見える場所に貼っておく
→ 名前・用件・折り返し先などを聞く順番の台本化。
→ 繰り返すことで慣れる+“紙に頼ってOK”と自分を許すことが大切。
🔹4.「一度に複数の指示が来た場合の対処法」
▶ 対策:「メモ→優先順位→順番に」ルールを自分に課す
→ 頭の中でやろうとせず、一旦メモに書き出す。
→ 「どれが一番急ぎか?」を明確にし、“まず1つだけ”手をつけることで混乱が減る。
★それ以外の仕事は、その場で必ずスケジュール表に入力しておくと、抜け漏れがなくなりました!
🔹5.「同僚の視線が気になり、動けない時」
▶ 対策:集中スイッチを作る(お気に入り文具、BGMなど)
→ 人に見られながら作業するのは苦手なので、”確認できたらお声がけします”という形で、相手がその場を離れる様に持っていくやり方がBESTでした。どうしてもその場で仕上げなければならない時は、相手の力を借りつつ、”自分だけで進めなくてもよい”と自分に許可を出す方法がおススメです。
→ 「今ここ」に戻るための深呼吸&1分瞑想もいいかもしれません‥その余裕がない時が多いですが。
✨HSS型HSPママへメッセージ
「ちゃんとできない=ダメ」ではないと思います。
“どうすれば自分らしくやれるか”を探るのが、自分を大切にする働き方です🌱
他にも人間関係の悩みやこのままお仕事を続けていてよいのか‥と悩むHSS型HSPママさんは多いと思います。
そんな方のために、今後も私の体験談から得た対策をお伝えしていきます!
あなたに合う職場や働き方は必ずあります。粘っていきましょう!