こんにちは、HSPママの シア です。
その理由は、
- HSPなので気が付きすぎて疲れやすいため、自分が休む時間を確保したかった
- なるべく焦らない状態で仕事を勧めたかった
という2点を抑えた働き方をしたかったからです。
探した結果、分かったことがあります。それは…
「時間に追われない仕事は自分で作るべし」
時間に追われているという状態は、自分の気持ちの持ち方ひとつで変えられると分かったのです。
ということで、時間に追われない仕事の作り方を私流に解説していきますね。
HSPさんが仕事で時間に追われやすい理由とコツ
時間に追われないためには、HSPさん特有の理由を整理することが必要!という事で、時間に追われやすい理由とコツをセットでご覧ください。
多くの仕事を引き受けすぎてしまう
なぜなら、相手が求めるものが見えるため、あれもこれもと「やれる仕事のイメージ」が湧いてくるからです。
これって、素晴らしい能力なのですが、「できる仕事」を一人で抱え込んでしまう所に問題があります。
アレもできそう、これもできそう…そんな沸きあがってくる仕事のイメージは、職場内で共有することで、こんなメリットが出てきます。
- 自分が100%頑張らなくてもイメージが形になる
- 得意な人の力を借りることで、仕事がスムーズに進む
(自分が苦手な部分に時間を割かずに済む) - 人に動いてもらうことで、自分がやるべき他の仕事に時間を使える
- 気が付いたのに放置するのは気持ち悪い…という状態を、回避できる
- 力を借りた相手に感謝を伝えることで、社内の人間関係が良くなる
(相手の自信にもつながる) - 自分が全部背負わなくても仕事を進められるため、「時間に追われる事」が減る
このように、多くのメリットがあるんですよね。
しかし、HSPさんは人に大きな難点が待ち構えているのです。
人に任せるのが苦手なHSPは仕事を抱え込みすぎてしまう
- 人に任せて断られるくらいなら、自分でやってしまった方が早い
- 人に声をかけるまでに、気を遣い過ぎて時間がかかってしまう
- 声をかける自信がない
とてもよく分かります。私も同じような考え方でした。
しかし、いざ自分が体調を崩して今までのようには働けない状態になると、一人で抱え込む事は会社に迷惑をかける行為だと痛感しました。
会社が発展する素晴らしいアイディアが浮かんでいるのに、自分が抱え込んでいるせいで何も進められない。
これって、本当にもったいないことですよね。人の力を借りることで、100%自分の成果にはなりませんが、会社ってチームで成果を上げていく場所なので、チームメンバーと達成感を味わうのも悪くないですよね!
だからこそ、最初は声をかけやすい同僚からでよいと思います。仕事を一部人に任せる練習をしてみましょう。
これによって、自分が「追い込まれずに働く」ことが可能になっていきます。
※私も、人に仕事を振るのが下手でしたが、意識することでだんだんと人の力を頼れるようになりました。
一番のきっかけは、自分が感謝を伝えることで、相手の笑顔が見られると分かったことです。
任された相手は、それをどう処理するか、考え調整する必要が出てきますが、それも相手の仕事のスキルを上げるきっかけになりますし、クリアすれば自信にもつながります。
何より、相手の力を発揮する場所づくりに貢献していると捉えれば、心理的な負担なく仕事を任せることもできますよね。
引き受ける仕事の優先度を上司に確認する
担当人員が少ない部署の場合、自分に降りかかる仕事の量が多いケースもあるでしょう。断るのが苦手なHSPさん、人が「やります」という前にその場の空気感に耐えられずに引き受けてしまうHSPさんは、人より多くの仕事を抱え込みがち。
この場合は、「優先順位」を見極めることで、自分が時間に追われない状況を整えます。
その際に重要なのは、必ず上司に確認するという事です。
自分が思っている以上に重要だったり、緊急性のある仕事であることはよくありますので、仕事の優先順位を決める際は、時間をとって上司に確認して決めるとよいでしょう。
その際に、絶対に重要なことがあります。それは、
キャパオーバーであることを上司に伝える!
どんなに優秀な人材でもその時間の中で対応できる「キャパ」ってあります。
HSPさんの場合、1つ1つの仕事にじっくり取り組む傾向があるため、時間の割には仕事が進んでいない…という事もあるかもしれません。スピードアップを心がけても、ミスしないために時間が必要だと思う方もいるでしょう。
その場合は、上司に自分のキャパを伝え、キャパオーバーの仕事に関しては、上司に差し戻しても良いと思います。
「ここまでは自分ができますが、これ以上は、現状では無理です」とはっきり伝えればOK。
上司の立場を気遣って、言えない方もいるかもしれませんが、自分を守り、追い込まれずに働くためには重要なことですね。
上司は社員一人一人の業務量が見えている様で、見えていません。上司自身も大量の業務を抱えているため、池の中でアップアップしている仲間がいても気づかないことは多いのです。
キャパオーバーの点を伝えると上司も対応してくれます。仕事の割り振りを変えたり、優先度が低い業務は停止させたりするでしょう。これによって、自分の働き方が大幅に楽になるのであれば、相談する価値はありますよ!
※私も実際に、相談しながら、優先度や仕事の進め方を変えたことで随分と楽に進められるようになった経験があります。それでも、どんどんアイディアが出てくるので、常にあれやりたい、これやりたい・・・と頭の中が忙しい状態ですけどね^^;
時間に追われる職種を選ばない
例えば、製造業であれば、期日までに客先に納品しなければなりませんが、工場の工程でトラブルが起きると、自分の工程に時間的なしわ寄せがくる場合があります。
(工場の製造工程では、スケジュールがびっしり組まれていて、自分の体調に合わせた出勤などはほぼ不可能でしょう)
シフト業務も注意が必要!
シフト制の仕事は短時間勤務の求人によく掲載されていますよね。しかしシフト制で働くのも注意が必要です。
シフト制のメリットは、自分が働ける時間に融通をしてもらいながら働きに出られる点ですが、デメリットも存在します。
シフト制で働いてみて感じたデメリット(準備中)
比較的、時間に追われない(自分でコントロールしやすい)仕事例
実際に色々な職種を試してみた結果、今の仕事が最も「時間に追われないで働ける」と感じているのでシェアします。(HSPさんにおススメの働き方です。)
それは、中小企業のWEB系の仕事です。
WEBでお客様を集めるために、コンテンツを書いたり、商品の情報を掲載したり、メルマガを発行したりする仕事です。この業界は、集客力のあるWEB構築がここ数年で企業の急務になっているけれど、できる人材がまだまだ少ないためです。
WEB制作会社で働くのではないので注意して下さいね。
制作がメインの会社だと、「WEB制作者は商品・サービスの生産者」という形での採用となるため、納期に追われるのが目に見えています。
しかし中小企業のWEB関連の仕事の場合、状況にもよりますが、「未来のお客様を集めてくる仕事」ですので、急に体調が悪くなって数日欠勤したとしても、現場に大きな影響を与えません。
つまり、休むことへの心理的負担が少ないわけです。これは、仕事上の心理的負担にも同じことが言えます。明日までに必ず納品、顧客のクレームを修正して再提出、となると時間的にも心理的にも追われてしまいます。
しかし、未来のお客様を集める仕事は、社内の目標に向かって進める仕事ですので、長期的に取り組め、数日の欠勤等が影響しにくい業務だと感じています。
これは、HSPの私にとって非常に安心して働ける仕事の形であり、満足しています。
(WEBスキルを習得するのは、時間や労力がかかりますが、この先どんな働き方をして生きていきたいか?と考えた結果、方向転換してよかったと感じています)
まとめ:自分に無理のない働き方で長く仕事をするために
現在は、子供も小さいので時短勤務×週3程度の働き方を選択させて頂いてます。
会社によって、多様な働き方を受け入れていない場合もあるでしょうが、時代の流れでは、時短勤務や在宅勤務はもはや当たり前の働く人の選ぶ権利だと感じています。
HSPママが育児や家事と並行して、自分らしく働くためにも、多様な働き方を認めている会社を見つけることをお勧めします。
私は、これまでに様々な働き方を試す中で「いかに時間に追われない仕事を見つけられるか?」という点に着目してきました。