HSS型HSPは起業に向いてる？自分ビジネス立ち上げの注意点とヒント

HSS型HSPは自分で事業をするのに“向いている面”と“注意が必要な面”が両方あるタイプです。

自分での起業が向いている理由（HSS型HSPの特性から）

特性 起業に向く理由

・興味・好奇心が強く、学ぶスピードが速い
　→新しい分野に挑戦し、柔軟にスキルを身につけやすい
・想像力・感受性が豊か
　→他人の悩みに深く共感し、心に響く言葉・サービスが作れる
・自分のペースを大切にしたい
　→ 雇われ仕事より、自分主導の働き方に心地よさを感じやすい
・強い「使命感」が芽生えると情熱的
　→「誰かを助けたい」という動機から、突き動かされるように行動できる

注意が必要な点（HSS型HSPの裏側）

特性・注意すべきこと
・刺激を求めるが、すぐに疲れやすい
　→イベント出展やSNS発信の継続など、外向きの活動で燃え尽きやすい
・完璧主義で繊細
　→1件のクレームや批判で深く落ち込んでしまうことも
・飽きやすい＆やりたいことが次々出る
　→方向性が分散しがちで、収益化が遠回りになる可能性も
・比較しやすく、自己肯定感が揺れやすい
　→他人の成功に過剰に反応して、心が乱れやすい

おすすめの開業スタイルと資格分野

HSS型HSPさんには、「少人数・個別対応」×「感性を活かせるテーマ」の事業スタイルがピッタリではないかと考えます。（私は大人数の子供達を一人で見る仕事もしていたため、個別対応がいかに自分に合っているかが分かります）

たとえば、【キャリア＆感性の両方を活かせる】以下のような資格・活動も面白いですね♡

分野	向いている理由
タロット・数秘術・四柱推命	感性×直感を活かしながら、深い対話ができる
食育・心理食育	相手の背景に共感し、食の根本改善をサポートできる
カウンセラー（心・キャリア・夫婦・親子）	共感力が活かせ、リピート性も高い分野
アートセラピー・カラーセラピー・手帳講座	自分自身の感性と回復力をシェアできるジャンルで継続しやすい

よくある問題：HSS型HSPが「早く結果を出そうとして焦る」

これは多くの人がぶつかる“心のクセ”で、特性と向き合い方について、まとめてみました。

なぜ焦るの？HSS型HSPの特性から見て行こう！

特性	焦りに直結する理由
好奇心旺盛で行動が早い（HSS）	すぐに成果を出したくなる。待てない。
繊細で自己否定しやすい（HSP）	「成果が出ない＝私はダメ」と結びつけがち。
周囲を観察する力が強い	SNSで他人の成功が目につき、自分と比較して焦る。
感情が揺れやすい	モチベーションが急上昇→急降下しがち。感情に飲まれやすい。

どう向き合えばいい？

1. “自分のペース”を最優先にする
   HSS型HSPは「一気に走る→疲れて止まる」の波が大きいため、“やや物足りない”くらいのペースがベスト。結果より、「自分を壊さず続ける」ことを最初のゴールに。
2. “今できていること”を書き出す
   焦りは「ないもの探し」から起こります。
   → 毎週、「できたこと」を3つ書き出す習慣を。
   例：「ブログ1記事書いた」「フォロワーとやさしい会話ができた」など。
3. スモールゴールを設定する
   「月10万稼ぐ」よりも、
   「今週は1記事投稿する」「サービス案を1つ考える」のようにタスクを小さく切ることで、焦りを分散できます。
4. “学び”が多い時期と捉える
   結果が出ない＝無駄ではなく、“実験”と“育成”の期間。
   HSS型HSPの土台には「体感で学ぶ」力があるので、焦らず実践を重ねることで、必ず次の突破口が見えます。
5. SNS断食をする日を設けよう
   他人の成功と自分の成長スピードを比べすぎるのは毒。週1で「自分の内側を見つめる時間」を持つと、軸が戻ります。

★成功のコツ：焦りやすさは、行動力と感性の裏返し

HSS型HSPの焦りは「未来を見すぎて今がぐらつく」サイン。
“結果”より“自分との信頼関係”を積み上げる意識に切り替えると、むしろ結果が加速します。

焦らず、でも止まらず。
「今週1歩」をコツコツ積み上げた人が、半年後に大きな飛躍をします。これは体験者が多く証明してくれている、リアルな事実です。