
Webライターという仕事はHSS型HSPに向いてるの?
在宅でもできる新たな仕事に興味があるHSS型HSPさんに向けて、Webライターをやってみて分かった、HSS型HSPの特性が活かせる3つのポイントについてお伝えしていきます!



私は文章を書くことに全く自信がなかったHSS型HSP主婦です。
ただ、教員時代から共感力だけは割と自信があった、普通の主婦です。
そんな私がWebライターをやってみて、意外にもHSS型HSPの特性が強みになることに気づきました。
◆「高い共感力」が読者の心に響く文章を生み出す
HSS型HSP気質を活かせるポイントは…
・読者がどんな悩みを抱えているか、どんな感情を抱いているかを
敏感に察知できるため、読者に寄り添った共感性の高い文章を書くことができる。
・単なる事実の羅列ではなく、読者の「知りたい」「分かりたい」という
気持ちを汲み取った構成や言葉選びができる。
実際、Webライターとして雇い主の男性に言われたことがあります。
「あなたの記事は共感性に富んでいますね…」と。
私が担当していたジャンルは「子育て系」。いわば自分の専門ジャンル。
悩みを持つママさんの事が手に取るようにイメージでき、
自身もママとして悩んでいたため、書きやすいという理由もあったと思いますが…
「共感力を活かせる仕事=HSP気質が活きる仕事」だと感じています。
◆「過集中と探究心」が圧倒的なリサーチ力に繋がる


HSS型HSP気質を活かせるポイントは…
・興味を持ったことにはとことん突き詰める探究心と、
一度集中すると周りが見えなくなるほどの過集中という特性が、
質の高いリサーチに繋がると思います。
・表面的な情報だけでなく、その背景や関連情報まで深く掘り下げて書くことで、
信頼性の高い記事が書ける可能性があります。
(特に、SEO対策記事の執筆に向いていると感じています)
別のテーマについて、気づけば「何日も何時間も調べていた」といった、熱中してしまった経験もあります。(もはや研究者レベル 笑)
◆「多角的な視点」が競合記事に差をつける
HSS型HSP気質を活かせるポイントは…
あらゆる情報や刺激を無意識にキャッチするHSS型HSPの特性が、
他の人が気づかない新しい切り口を生み出すきっかけに。
クライアントの要望だけでなく、
読者の潜在的なニーズ等の視点から
「どうすればもっと良い記事になるか」を提案できるケースも。
実際、Webサイト全体の構造を意識して、
記事に内部リンクを自然に入れる提案をしたところ、
クライアントに喜ばれた例もありました。
Webライターという仕事のメリットとデメリット(リアル体験から)
HSS型HSP的なメリットは‥
自分の興味のある分野を選んで仕事ができるので、知的好奇心が満たされやすい。
HSS型HSP的なデメリットは‥
「過集中」による燃え尽きリスク。気づけば何時間も作業してしまい、体力を消耗してしまう。
締め切りやクライアントとのやり取りで、神経を使いすぎてしまう場面もある。(これはクライアントワーク全般に言えるコトかもしれませんが~!私の場合は非常にやり取りしやすい雇い主様だったので、ほとんどストレスなく納品できていましたよ)
Webライターとして扱う時に注意が必要なジャンル


HSS型HSPが避けたいジャンル
まずは「これはちょっと相性が悪いかも」という分野から。
炎上リスクのある恋愛・政治系
HSP気質が強い人にとって、SNSで炎上したり、コメントで批判を受けたりするのは大きなダメージ。
恋愛系や政治系の記事はアクセスが集まりやすい分、読者の意見が分かれやすく、ライター自身が消耗してしまう可能性が高いです。
健康・医療・お金などのYMYLジャンル
SEO的に強い分野ではありますが、間違った情報を発信すると信頼を失うリスクが大きいジャンル。
HSP気質だと「誤解を与えたらどうしよう」「責任が重すぎる」とプレッシャーに感じやすいです。
資格や専門的な監修が必要になることも多いため、初期のライター案件としてはおすすめできません。
ゴシップや刺激強めのコンテンツ
HSS型の「刺激を求める」気質があるとつい惹かれてしまうかもしれませんが、HSPの「繊細さ」が疲弊してしまうパターン。
ネガティブな情報に触れる時間が増えると、ライターを続けるのがつらくなることも。
HSS型HSPにおすすめのジャンル
では、どんなテーマならHSS型HSPが安心して続けられるのでしょうか?
子育て・教育
経験談をもとに書けるので、自然体で発信しやすいジャンル。
また同じように悩んでいる人に届くと「役に立てた!」という実感が得られるので、承認欲求が満たされやすいです。



私は実際、この分野のライターをしていましたよ!自分の子育て経験を交えてライティングできるので、「書きやすい」×「独自性が喜ばれる」おススメのジャンルだと感じています。
ライフスタイル
暮らし・家事・時短アイデア・節約など、自分の生活に根ざしたテーマは続けやすいです。
日常の工夫をシェアすることで「そんな考え方があるんだ」と読者の役に立てます。



→こちらも同様に、ご自身の独自性を表現しやすいジャンルだと思います。
自分の体験系(失敗談も含む)
HSS型HSPは「気づき」や「感じ取る力」が強いので、体験談の深掘り記事は相性抜群。
同じように悩んでいる人に刺さりやすく、長期的に読まれる資産記事になりやすいです。
始め方(クラウドソーシング・独学の壁)
Webライターを始める方法として、まず多くの人が利用するのがクラウドソーシングです。
クラウドワークスやランサーズに登録すれば、初心者でも取り組める案件が見つかります。
ただし、最初の壁もあります。
✔ 文字単価が低い(0.2円〜0.5円程度)
✔ 提案してもなかなか採用されない
✔ リサーチや執筆に時間がかかる
私は、これ以外でライターの仕事を探しましたが、最初は『時給にすると数百円かも…』と落ち込んだことがありました。
また、文字単価が低い場合は、徐々に高めることでサクサク稼げるようになるのが「Webライター」のうまみだと思います。ただし、独学ではなかなかライティングの質を高めるのは難しいでしょう。私の場合は、今からかなり前になりますが、当時でもオンラインスクールを活用していたので、学びが早かったように思います。
まとめ:HSS型HSPの特性は「弱み」ではなく「強み」
HSS型HSPの特性は、Webライターという仕事において、弱みではなく強力な武器になると改めて感じています。
もしWebライターに興味があるなら、その繊細さやこだわりは、きっとあなたの強みになります。完璧主義にならず、まずは小さな一歩から始めてみると楽しい発見があると思います!
(ちなみに私の頃は、文字単価0.2円あるかどうかでしたが‥今はもう少しよい案件もあると思います!)
ライターと言っても、様々な種類や単価の違いがありますよ~!以下で詳しく解説しています↓
単価の高い案件について知りたい方は是非読んでみてください♪

