「キャリアカウンセラーって、結局どんな仕事?」
「資格は取ったけど、どんな風に相談にのったらいいか不安…」
そんなふうに感じている方も多いと思います。特に、「人の役に立ちたい」と思う優しい人ほど、「ちゃんとできるかな…」とプレッシャーを感じがち。
でも、大丈夫!
キャリアカウンセリングって、特別なテクニックよりも、“相手を信じて寄り添う姿勢”のほうが、ずっと大事なんです。

今回は、キャリアカウンセラーの主なお仕事や、初心者さんでも安心して使えるカウンセリングの基本技法とポイントを、やさしく解説していきますね。
1. キャリアカウンセラーの仕事内容って?
キャリアカウンセラーは、ざっくり言うと「その人の仕事や人生の選択を一緒に考えるサポーター」です。
学校・企業・ハローワーク・オンラインなど、活躍の場はさまざま。
具体的にはこんな相談にのることが多いです:
- 就職・転職で迷っている
- 自分に合った仕事がわからない
- 職場の人間関係に悩んでいる
- 子育て後、社会復帰したい
- キャリアチェンジしたいけど不安
相談者の話をじっくり聞いて、「自分で納得のいく選択ができるように導く」のがキャリアカウンセラーの役割です。
—キャリアカウンセラーに関する よくあるQ&A
Q1:カウンセラーって、やっぱり話すのが上手じゃないとダメ?
A:そんなことありません!



実は、「話す力」よりも「聞く力」が何より大事。
キャリアカウンセラーは、相談者の気持ちや考えをじっくり引き出す“聞き役”です。やさしくうなずいて、相手のペースに合わせて話を聞ける人のほうが、安心してもらえます。
Q2:私みたいな普通の主婦でも、本当にできるんでしょうか?
A:むしろ“主婦経験”こそが強みです!



子育て・家事・人間関係など、主婦としての生活の中にはたくさんの「共感の引き出し」があります。
人生の転機や悩みに寄り添える力が自然と身についているからこそ、キャリアカウンセラーに向いている方が多いんです。
Q4:資格を取ったあとって、どうやって仕事にするの?
A:いろんな働き方があります!資格取得後は…
- オンラインで副業カウンセリングを始める
- 子育てママ向けキャリア相談をSNSで発信
- スクール講師や企業カウンセラーとして働く
- コーチングやカフェ相談など独自スタイルで活動する
など、自分のライフスタイルに合わせて自由な働き方が選べます。



特に最近は、オンライン需要が高まっているので、自宅でも十分活躍できますよ。
HSS型HSPあるあるな疑問:飽きっぽくて続くか心配…最後までやり切れるかな?
A:大丈夫。好奇心が原動力になる働き方です。
HSS型HSPさんは「ワクワクする」「誰かの役に立てる」と感じられると、集中力がグッと高まるタイプ。
キャリアカウンセラーの学びは、“人の人生に寄り添う”というリアルなテーマだからこそ、意外と夢中になれたりします。



最初のハードルを低くして、「ちょっと読んでみよう」くらいの気持ちで始めてみてくださいね。


2. 初心者でも使える!カウンセリングの基本技法 簡単♪
「まだ経験もないし、どう話を聞いたらいいか分からない…」という方も安心してください。
最初に覚えておきたい技法は、たったの3つです!
① 傾聴(けいちょう) とにかく、“じっくり聞く”ことが基本。
うなずいたり、あいづちを入れながら、「あなたの話をちゃんと聞いてますよ」という安心感を届けます。
例:「うんうん、そうだったんですね」「それはすごく不安になりますよね」
大事なのは、“アドバイスを急がない”こと。話を最後までしっかり受けとめてあげましょう。
② オウム返し(リフレクション) 相手の言葉をやさしく言いかえて返してあげる方法です。
「ちゃんと伝わってる」と思ってもらえるし、相手自身が自分の気持ちを整理するきっかけにもなります。
例:相手「職場の雰囲気が合わなくて…」
あなた「うまくなじめなくて、つらい気持ちがあるんですね」
③ オープンクエスチョン 「はい・いいえ」で終わらないような質問で、相手の考えや気持ちを引き出します。
例:「そのとき、どんな気持ちになりましたか?」「今、一番気になっていることって何ですか?」
ここでも大事なのは、「あなたのことをもっと知りたい」というスタンスでいること。
3. カウンセリングで意識したいポイント
技法だけでなく、「どんな気持ちで相手に向き合うか」もとっても大切です。
以下のポイントを意識するだけで、**初心者でも“安心感のあるカウンセラー”**になれますよ。
● 正解を出さなくてOK
カウンセラーが答えを教える必要はありません。
むしろ、相談者が「自分で考えて選ぶ」サポートをするのが大事。焦って「アドバイスしなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
● “否定しない”がいちばんの安心
「それは違うよ」「それじゃダメじゃない?」という言葉は封印。
「そう感じたんですね」「そう思ったのも無理ないですよ」と、“気持ちをそのまま受けとめる”ことが基本です。
● たった一言でも、相手の人生を動かすかも
「あなたならきっと大丈夫だと思います」
「その想い、大切にしていいと思いますよ」
そんな言葉が、人生の背中をそっと押すこともあります。プロっぽくなくても大丈夫。あなたのやさしさが、いちばんの強みです。
4. 興味がある方へ:自分のペースで学べる「キャリカレ」の講座がおすすめ
「やってみたい気持ちはあるけど、やっぱり不安…」
「子育てしながらでも学べる?」
「資格が欲しいけど、スクールに通うのは難しい」
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- 子育て中のママでもスキマ時間で続けられる
- 実務に近い「実践的なロールプレイ」も学べる
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私もこれでスタートを切りました♪
おわりに
キャリアカウンセラーは、特別なスキルより「人を大切に思う気持ち」が何よりの武器になる仕事です。
相手の話をただ聞く、それだけでも「心が軽くなった」と言われることがあります。
あなたの中にある、やわらかくて、あたたかいもの。
それは、ちゃんと“仕事になる力”です。
「わたしにもできるかも」と思った今が、一歩踏み出すタイミングかもしれませんね。