
「どうしても仕事が続かない…私って忍耐力ないのかな?」
「この職場、合わないかも」
「また辞めたいって思ってる…」
ふと気づくと、そんな言葉が頭をぐるぐるしている。
一方で、同じ職場で楽しそうに働く人たちを見ると、
「どうして私は同じようにできないんだろう?」と自分を責めてしまう。



でもね、これは“忍耐力”の問題じゃない。
HSS型HSPという気質が深く関係している可能性があります~
そもそも「HSS型HSP」とは?
- HSS(High Sensation Seeking):刺激を求める
- HSP(Highly Sensitive Person):繊細で敏感すぎる
この相反するような性質を両方もつ人をHSS型HSPと呼びます。
新しいことに挑戦するのが好きで、アイデアも豊富。
でも同時に、刺激に敏感ですぐに疲れてしまう。
このギャップが、仕事の継続における「モヤモヤ」や「疲労」の正体につながってます。
変化を求めて転職したのに、またすぐに疲れきってしまう……。
それはあなたが“わがまま”だからじゃなく、脳と神経の特性による必然なんです。
仕事が続かない本当の理由とは?
世の中ではよく、「続ける力が大事」「まずは3年」と言われます。
でも、HSS型HSPにとってそれは罰ゲームにも近い耐久戦かもしれません。
なぜなら、
HSS型HSPは「刺激に弱く、消耗しやすい」から。
- 職場の人間関係のピリピリ
- 雑音、人工照明、PCの光などの環境刺激
- 仕事内容とは関係ない、空気の読め圧
こういった“地味なストレス”が蓄積すると、他の人より早くエネルギー切れになってしまいます。
「私って飽きっぽいのかな?」
「また逃げたって思われる…」



そんなふうに感じてしまいがちだけど、それは戦うフィールドが違うだけ。
他人にとって“平気”なことが、自分にはしんどすぎる。
それがHSS型HSPのリアルなんです。
HSS型HSPが仕事を続けるための3つの対策
① 刺激の種類は自分から選びに行く!
避けられる刺激は、とことん避けてOK。
- 耳栓を使う
- ブルーライトカットメガネを使う
- 人間関係が密じゃない職場を選ぶ
逆に、自分を元気にする“良い刺激”は意識的に取り入れましょう。
例えば、
- 日替わりタスクで飽きにくくする
- 好きなBGMをかけて作業
- カフェや図書館で環境を変えて働く
そんな自由な働き方ができる職場は増えていますが、もっと自分にフィットする環境で収入を得ていきたい方は、こっちで解説しています≫ (準備中)
② “長く続ける”を目的にしない
「3年続けて一人前」は昭和のルール。
HSS型HSPは「やりがい」や「納得感」の方がエネルギー源です。
むしろ、“目的なく続ける”ことでメンタルが崩れることもあるので、
「今の自分に合っているか?」を軸に動いて大丈夫。
1年後には別の場所で輝いているかもしれません。



※2年半耐えたら、さすがにもう限界ってなりますからね…。
③ 自己理解を深める
辞めた経験を「失敗」ではなく「データ」に変える。
- どんなときにしんどくなった?
- どんな業務は好きだった?
- 何をしてるときに時間を忘れた?
こういった自分観察ノートをつけてみると、
「自分の取り扱い説明書」が見えてきます。



HSS型HSPについて書いていますが、同じ人なんて一人もいない。傾向が似てるってだけで。自分を知って、イイ所もしんどい所も受け入れていくことが大事ですね!
自分に合った働き方の選び方
HSS型HSPには、以下のような働き方がフィットしやすいです。
- 在宅ワーク(自分のペースで作業できる)
- 複業スタイル(刺激に変化がある)
- 短時間勤務(疲れ切る前に終われる)
- タスク型の仕事(細切れで集中しやすい)
「正社員でフルタイムで…」が正解とは限りません。
あなたにとっての“心が整う働き方”こそが、最適解です。
最後に|「辞めたくなる私」にOKを出そう
「また辞めたいって思ってる…」
そんな自分を責めそうになったときは、こう言ってあげてください。
「これは気質の問題だから、別の道を進めばいい」
HSS型HSPのあなたには、
“変化を求めて動ける”という才能があります。
それは、普通の人にはない強みでもあります。
無理して誰かの型にはまらなくていい。
自分らしく働くために、「続けられる場所」じゃなく、
「自分が心地よく動ける形」を探していきましょう。
HSS型HSPママが自分に合う副業を見つけるための3ステップ≫も参考にしてね♪